httpdサービスを複数起動させる
をテンプレートにして作成
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
[PR]
[PR]
開始行:
#contents
*はじめに [#f39fdd7f]
このページでは、httpdサービス(apache)を異なる設定で複数起...
*背景 [#lcd93c8f]
番組予約システムepgrecでは、apacheにシェルのコマンド実行...
公開サーバーでepgrecを導入する場合、このセキュリティの低...
*対策方法 [#x2ff4706]
公開サーバーのセキュリティを確保しつつ、epgrecを導入する...
+公開サーバーと録画サーバーを分ける
+epgrecを仮想サーバーで運用する
+apacheを異なる権限で複数起動する
1はシンプルな方法で、2台目サーバーの調達コストや電気代...
3は公開用apacheの他に、もう1つプライベート用apacheを起...
*プライベート用apacheを起動する方法 [#if3fabf4]
CENTOSでは、apacheの起動に以下の設定ファイルが関係してい...
-/etc/init.d/httpd
-/etc/sysconfig/httpd
-/usr/sbin/apachectl
-/etc/httpd(ディレクトリ配下。httpd.conf等)
ここから、それぞれのファイルの設定手順を説明する。
以下、rootで作業する
$su -
**init.d内の設定ファイルの作成 [#lf3fed20]
#cp -p /etc/init.d/httpd /etc/init.d/phttpd
phttpdを編集する。
if [ -f /etc/sysconfig/phttpd ]; then <httpdをphttpdに>
. /etc/sysconfig/phttpd <httpdをphttpdに>
fi
apachectl=/usr/local/sbin/apachectl </usr/sbinを/usr/lo...
httpd=${HTTPD-/usr/sbin/httpd}
prog=phttpd <httpdをphttpdに>
pidfile=${PIDFILE-/var/run/httpd/phttpd.pid} <httpdをph...
lockfile=${LOCKFILE-/var/lock/subsys/phttpd} <httpdをph...
RETVAL=0
STOP_TIMEOUT=${STOP_TIMEOUT-10}
**sysconfig内の設定ファイルの作成 [#dbf77564]
#cp -p /etc/sysconfig/httpd /etc/sysconfig/phttpd
phttpdを2ヶ所編集する。
OPTIONS="-f /etc/httpd/conf/phttpd.conf"
PIDFILE=/var/run/httpd/phttpd.pid
**apachectlの作成 [#u9fe41f6]
apachectlを/usr/local/sbinにコピーする。
#cp -p /usr/sbin/apachectl /usr/local/sbin/
コピーしたapachectlを編集する。
STATUSURL="http://localhost:8080/server-status" <":8080...
if [ -r /etc/sysconfig/phttpd ]; then <httpdをphttpdに>
. /etc/sysconfig/phttpd <httpdをphttpdに>
fi
**httpd.confの作成 [#m1d0cee3]
#cp -p /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/phttpd...
phttpd.confは使用者によって様々な設定になるので、ここでは...
PidFile run/phttpd.pid
Listen 8080 <ポートは公開用apacheと違う番号に設定する>
Include conf.d/php.conf <不要な設定ファイルは読み込まず...
User jack <ここで一般のログインユーザーを指定する。無い...
Group jack
DocumentRoot "/var/www/phtml" <外部用apacheと異なるフォ...
ErrorLog logs/error2_log <ログファイルの名前を...
CustomLog logs/access2_log <ログファイルの名前を変...
#epgrecファイルの設定
<Directory "/var/www/phtml/epgrec">
#AuthType Basic <パスワードをかける場合はこの4行の#...
#AuthName "Private"
#AuthUserFile /etc/httpd/conf/htpasswd
#Require valid-user
AddHandler php5-script .php <phpファイルの動作を指定>
AddType text/html .php <phpファイルの動作を指定>
DirectoryIndex index.php
Options FollowSymLinks
AllowOverride None
</Directory>
これでapacheの設定は完了した。
*ついでにphpのセキュリティも高くする [#fdcb2611]
CENTOSのデフォルト設定ではWebで公開している全ディレクトリ...
#vi /etc/httpd/conf.d/php.conf
#AddHandler php5-script .php <この3行をコメントアウト...
#AddType text/html .php
#DirectoryIndex index.php
*apacheの試運転 [#w237d601]
これまでの設定で問題が無いかどうかの確認のため、プライベ...
#service phttpd configtest
Syntax OK <これが表示されたらphttpd.confはOK>
#service phttpd start
phttpdを起動中: [OK]
試しに、クライアントマシンからブラウザでサーバーに接続し...
接続先URL:http://192.168.1.2:8080/server-status (IPア...
ブラウザにApache Statusが表示されれば、サーバーは正常に稼...
停止させる場合は
#service phttpd stop
phttpdを停止中: [OK]
*自動起動設定 [#j50b563c]
init.dの中にphttpdを作ったので、自動起動にも対応可能とな...
#chkconfig phttpd on
*epgrecの配置 [#gdce28d8]
apacheの設定が完了したので、この環境に沿ってepgrecを配置...
phttpd.confに指定したとおりの場所にepgrecを配置させる。
#mkdir /var/www/phtml
これまでepgrecを運用していた場合は、epgrecをフォルダごと...
#mv /var/www/html/epgrec /var/www/phtml/
epgrecフォルダの所有者を設定する。
#chown -r jack:jack /var/www/phtml/epgrec
これからepgrecを構築する場合は、phtmlフォルダ配下にepgrec...
これでapacheを異なる設定で複数起動させることができる。
----
*コメント欄 [#k37f2665]
#pcomment_nospam(,10,avobe)
終了行:
#contents
*はじめに [#f39fdd7f]
このページでは、httpdサービス(apache)を異なる設定で複数起...
*背景 [#lcd93c8f]
番組予約システムepgrecでは、apacheにシェルのコマンド実行...
公開サーバーでepgrecを導入する場合、このセキュリティの低...
*対策方法 [#x2ff4706]
公開サーバーのセキュリティを確保しつつ、epgrecを導入する...
+公開サーバーと録画サーバーを分ける
+epgrecを仮想サーバーで運用する
+apacheを異なる権限で複数起動する
1はシンプルな方法で、2台目サーバーの調達コストや電気代...
3は公開用apacheの他に、もう1つプライベート用apacheを起...
*プライベート用apacheを起動する方法 [#if3fabf4]
CENTOSでは、apacheの起動に以下の設定ファイルが関係してい...
-/etc/init.d/httpd
-/etc/sysconfig/httpd
-/usr/sbin/apachectl
-/etc/httpd(ディレクトリ配下。httpd.conf等)
ここから、それぞれのファイルの設定手順を説明する。
以下、rootで作業する
$su -
**init.d内の設定ファイルの作成 [#lf3fed20]
#cp -p /etc/init.d/httpd /etc/init.d/phttpd
phttpdを編集する。
if [ -f /etc/sysconfig/phttpd ]; then <httpdをphttpdに>
. /etc/sysconfig/phttpd <httpdをphttpdに>
fi
apachectl=/usr/local/sbin/apachectl </usr/sbinを/usr/lo...
httpd=${HTTPD-/usr/sbin/httpd}
prog=phttpd <httpdをphttpdに>
pidfile=${PIDFILE-/var/run/httpd/phttpd.pid} <httpdをph...
lockfile=${LOCKFILE-/var/lock/subsys/phttpd} <httpdをph...
RETVAL=0
STOP_TIMEOUT=${STOP_TIMEOUT-10}
**sysconfig内の設定ファイルの作成 [#dbf77564]
#cp -p /etc/sysconfig/httpd /etc/sysconfig/phttpd
phttpdを2ヶ所編集する。
OPTIONS="-f /etc/httpd/conf/phttpd.conf"
PIDFILE=/var/run/httpd/phttpd.pid
**apachectlの作成 [#u9fe41f6]
apachectlを/usr/local/sbinにコピーする。
#cp -p /usr/sbin/apachectl /usr/local/sbin/
コピーしたapachectlを編集する。
STATUSURL="http://localhost:8080/server-status" <":8080...
if [ -r /etc/sysconfig/phttpd ]; then <httpdをphttpdに>
. /etc/sysconfig/phttpd <httpdをphttpdに>
fi
**httpd.confの作成 [#m1d0cee3]
#cp -p /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/phttpd...
phttpd.confは使用者によって様々な設定になるので、ここでは...
PidFile run/phttpd.pid
Listen 8080 <ポートは公開用apacheと違う番号に設定する>
Include conf.d/php.conf <不要な設定ファイルは読み込まず...
User jack <ここで一般のログインユーザーを指定する。無い...
Group jack
DocumentRoot "/var/www/phtml" <外部用apacheと異なるフォ...
ErrorLog logs/error2_log <ログファイルの名前を...
CustomLog logs/access2_log <ログファイルの名前を変...
#epgrecファイルの設定
<Directory "/var/www/phtml/epgrec">
#AuthType Basic <パスワードをかける場合はこの4行の#...
#AuthName "Private"
#AuthUserFile /etc/httpd/conf/htpasswd
#Require valid-user
AddHandler php5-script .php <phpファイルの動作を指定>
AddType text/html .php <phpファイルの動作を指定>
DirectoryIndex index.php
Options FollowSymLinks
AllowOverride None
</Directory>
これでapacheの設定は完了した。
*ついでにphpのセキュリティも高くする [#fdcb2611]
CENTOSのデフォルト設定ではWebで公開している全ディレクトリ...
#vi /etc/httpd/conf.d/php.conf
#AddHandler php5-script .php <この3行をコメントアウト...
#AddType text/html .php
#DirectoryIndex index.php
*apacheの試運転 [#w237d601]
これまでの設定で問題が無いかどうかの確認のため、プライベ...
#service phttpd configtest
Syntax OK <これが表示されたらphttpd.confはOK>
#service phttpd start
phttpdを起動中: [OK]
試しに、クライアントマシンからブラウザでサーバーに接続し...
接続先URL:http://192.168.1.2:8080/server-status (IPア...
ブラウザにApache Statusが表示されれば、サーバーは正常に稼...
停止させる場合は
#service phttpd stop
phttpdを停止中: [OK]
*自動起動設定 [#j50b563c]
init.dの中にphttpdを作ったので、自動起動にも対応可能とな...
#chkconfig phttpd on
*epgrecの配置 [#gdce28d8]
apacheの設定が完了したので、この環境に沿ってepgrecを配置...
phttpd.confに指定したとおりの場所にepgrecを配置させる。
#mkdir /var/www/phtml
これまでepgrecを運用していた場合は、epgrecをフォルダごと...
#mv /var/www/html/epgrec /var/www/phtml/
epgrecフォルダの所有者を設定する。
#chown -r jack:jack /var/www/phtml/epgrec
これからepgrecを構築する場合は、phtmlフォルダ配下にepgrec...
これでapacheを異なる設定で複数起動させることができる。
----
*コメント欄 [#k37f2665]
#pcomment_nospam(,10,avobe)
ページ名: